漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
20代女性。
子供のころより『 アトピー性皮膚炎 』で悩まされてきた。
炎症がひどいときは病院で処方されたステロイド軟膏を塗り、しのいできた。
「 かゆみ 」は、あちこちに移動する。(遊走性)
冷やしたらマシになる気がする。
「 滲出液 」が多い。
ストレスで悪化することもある。
ある漢方薬をご紹介。
一ヶ月間、毎日きっちりの服用で皮膚の状態がかなり改善。
その後お客様自身のご判断で、もう大丈夫だろうと服用をやめた。
しばらくすると、せっかく良くなっていたのに徐々にだが元の状態に戻り始めた。
服用を再開し、今度はしっかり続けてみるとのこと。
長い期間続いたものであればあるほど、やはり改善には時間が必要になるかと思います。
しばらくは根気強く服用を続けてみてください。
この方のような「 滲出液を多く含んだ皮膚の炎症 」や「 遊走性のある強い瘙痒感 」は、漢方用語で『 風湿熱 』といわれる状態かと思います。
冷やすと症状が軽くなるということなので、身体を温めるような行為や温熱環境をなるべく避け、香辛料を多く含むような食べ物も摂取しないようにする努力も併せてしていただくと、より効果的です。
漢方薬でお役に立てるなら、お手伝いできればと思っております。
お気軽にどうぞ。
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